一応現実は見ていたらしい(笑)
「シオン、お前は秘書だったら何でもいいのか」
「……んなわけあるかよ。いくらなんでも」
「そう願いたいな。5分以内に来るんだぞ?」
「へーへー」


とっても理不尽
「……片づけはしておきますので、会議に行かれて下さい」

描いてる私が恥ずかしい(笑)
「痕になっちまったか。悪かったな」

思わず
「……っ、い、いいから会議に行って来い!」

スーツ祭り終了
それでも登社拒否にならない自己嫌悪

レオディアルートなシオレオ
冷たい青に優しい温度が灯る瞬間を知っている。

「姫さんは1ヵ月の謹慎だとよ」
意地悪な気分が刺激されて、差し出された書類への返答と変えた。口をついてすぐに後悔したが、もう遅い。
一瞬瞠目したレオニスは、けれど予想に反して、穏やかに瞳を伏せた。それは単に、告げられた事実のみに驚いたかのようにも見える。
「そうですか」
返された言葉にも動揺の色はなく、仕掛けたはずのシオンが逆に眉を顰める。
「そんだけか?」
「他に何か」
それはレオニスの心に土足で踏み込む言葉だ。分かっていたが、今更引き下がれなかった。
ほんの一瞬、ちりりと緊張が走った気がしたが、しかしすぐに小さく笑みさえ返して寄越す。
「シオン殿は何か勘違いしておられるようです」
それで用は済んだとばかり、レオニスは踵を返した。
いっそ肯定してくれれば。
想い人を失ってからの長い長い生。
それがレオニスに与えたのは、自分の心を誤魔化す術か。
「俺にしとけよ」
口から出た言葉に自分が驚いた。訝しげな瞳が振り返る前に、シオンは笑みを不敵に浮かべる。
「……冗談だよ」
本気にすんな。
殊更取り繕うようにからかいを含ませた声音に、レオニスは瞳を眇め、何も聞かなかったかのように一礼し部屋を退出していった。
怒るでもなく、呆れるでもなく。
あるいは、

知っていたのかもしれない。
それが、冗談などではないことを。

「冗談だ」
張り付いた笑みに不似合いな自嘲気味の呟きは、聞き手もなく。
舞い込んだ風が浚っていった。

とりっくおあとりーと? ハロウィン

ぐぎぎ 身長差ってイイヨネ

来客 日頃の行いが…

強行突破 うんしょ